ロード・オブ・ザ・リング 映画3部作の感想 サム&アラゴルンはイケメン
ロード・オブ・ザ・リング 映画3部作(ロード・オブ・ザ・リング、ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔、ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還)の感想に関する文章を書いていきます。
情報
筆者に関する情報について、記述していきます。
- U-NEXTで視聴
- ずっと前からロード・オブ・ザ・リングを観よう観ようと思っており、今回やっと観た。
- 3時間×3部作はキツイなぁという理由で、ずっと視聴を先延ばしにしていたヨッ。
- ゲーム・オブ・スローンズが好きなので、ロード・オブ・ザ・リングの世界観も好き。剣と馬と弓と魔法…最高!!
ロード・オブ・ザ・リングの感想
ロード・オブ・ザ・リングの感想を記述していきます。
テンポがイイ
この映画はテンポが最高にイイなと思いました。
最初の街の話が若干長かったかな?とは思いましたが、それ以外の箇所はテンポ良すぎてマジでストレスフリー。
3時間もある癖に、最後まで時計を見ずに視聴出来た…。
それだけで、凄い作品だなと思います。
アラゴルンがカッコイイ
アラゴルンが最初から最後までイケメンでした。
顔も、行動も、イケメン。
強くてカッコイイ&見せ場が多いのは反則だよね?
正直、いまのところ主人公よりもアラゴルンの方が好き。
男でもここまで好きになるんだから、女性はもっと好きになる可能性大。
欠点が無いゾ。
全体的にサクッと物語が進む
上記にも書きましたが、物語がサクサクッと進みます。
これに関しては、サクサク過ぎて、重みが感じられなかった部分もあったかなと。
特に「会議➝9人で旅開始」の部分はサクサクすぎて違和感が強かった。
会議で喧嘩してた割には、主人公が「僕が行きますわー」と言った瞬間に話が上手くまとまりまくってました。
旅に出るという大きな決断をあそこまで早く8人が下したこと&ただの素人ホビットである主人公のことを皆が認めすぎているところにかなり違和感が。
ま、物語がサクサク進むので、気にしなければOKなんですけどね☆
ガンダルフは意外と弱い
ガンダルフは意外と弱いです。
素人ホビットの主人公に指輪を託して、自分で指輪を持っていくことをしなかったり、意外と魔法を使わなかったり、普通に友達のジジイ魔法使いに負けたり。
全て運命だと言われればそれまでですが、もう少し強かったらカッコイイなと思いました。
ま、カッコイイ担当のアラゴルンが既にいるので、ガンダルフは少し弱めに設定されているのもしれない。
炎の魔法使いの癖に、あまり炎を使ってなかったのも気になるところ。
オークとの戦闘、友達のジジイとの戦闘…炎を使える場面は結構あったよな?
な?ガンダルフ…な?
まぁええわ、最後の最後で活躍したからな。
許したるで。
レゴラス万能説
弓使いのレゴラスは、圧倒的に役立っていたと思います。
近接戦闘が苦手かと思いきや、普通に弓矢で敵を刺したりして近接も強いです。
弓矢が途中で無くなったりなどのドジもなく、ずっと弓矢でバンバン敵を倒していました。
な〜んじゃこの優秀キャラは。
流石に近接最強のアラゴルンに近接戦闘で勝つのは難しいと思いますが、それでも十分に強い。
マジで万能キャラ。
やっぱ遠距離攻撃は最強ですわ。
リヴ・タイラーが美人すぎる
途中でチョロっと出てきたエルフ役のリヴ・タイラー、美人すぎて泣きました。
顔美しい、スタイルイイ、品がいい。
欠点が無かったです。
欠点が無いことで有名なアラゴルンとは、かなりお似合いだなと。
はよ結婚しろ。
サウロンが意外と雑魚
サウロンさん、序盤で人間ごときにやられてます。
うーん、雑魚。
しかも、復活までにくっそ時間かかってるのも雑魚。
もっと、頑張れ。
フロドに指輪が渡されるまで、指輪の持ち主を襲わなかったのは謎だなと。
ゴラムを拷問したようだけど、あれはゴラムが指輪を無くした後だよね?
もっとはやく襲って、奪えなかったのか。
うーん雑魚。
ロード・オブ・ザ・リングの評価
この映画の個人的評価は「A」です。
テンポがイイところ、世界観が素晴らしいところ、アラゴルンがカッコイイところがこの評価の理由。
もう少し感動出来たら評価Sだったかなと。
ま、まだ序章だと思うので、これからに期待。
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔の感想
「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」の感想を記述していきます。
アラゴルンが主役
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔の主役はアラゴルンだったなと思います。
前作の主役もアラゴルンだったような気はしますが、本作のアラゴルンはもっと主役っぽかったなと。
だって、フロドほとんど出てこないですやん!
こんなの、誰だって主役を奪われます。
ヘルム渓谷の戦いの英雄アラゴルンvsほぼ捕まってたフロド。
あぁ…やっぱり血筋が人生の華やかさを決めるんだなって…。
そんな気持ちにさせられる映画でした…笑。
不死身のガンダルフ
このジジイ不死身すぎてワロタ。
あの高さから落下して生きていて、おまけに化け物退治までしていたとは。
何となく1度亡くなって復活しているような気もしますが、まぁ今生きてるなら問題ナシッ!!
白い服を着始めてからは、何だか前よりパワーアップしているような気がします。
今の状態なら、サルマンに勝てるのでは?
王様の正気を取り戻す件に関しては、実質サルマンに勝利してるわけですからね。
ヨッシャヨッシャ。
っぱ、ジジイは頼りになるゼ。
浮気のアラゴルン
アラゴルンがもう少しで浮気しそうです。
ローハンの王女エオウィンと、何だかイイ感じに。
エオウィンはアラゴルンに恋人がいることに気付いており、アラゴルンは一途な男。
つまり浮気はあり得ないとは思うが、この世の恋愛に絶対はナイような気もする。
うーん、耐えられるかなアラゴルン。
エオウィンと婚約すればローハンはほぼ手に入ることになるわけで…。
んま、アラゴルンはカッコイイから、そんな理由で伴侶を決めることはシナイカ。
しないよね…?
不死身のアラゴルン
崖から川に落ちたのに、何故か生きてるアラゴルン。
ただ生きているだけでなく、馬に乗ってローハンに戻ってくるというシブトサ。
これは主人公ですわ。
この件に関しては、馬の功績がハンパないと思います。
まず川に流されたアラゴルンを発見して、疲れ果てているアラゴルンを気遣ってしゃがんで体の上に乗りやすいようにして乗せて、更にローハンまで連れて帰るという功績。
なんだこの賢い馬。
確かこの馬って、ローハンから追放されたエオメル軍団長から貰った馬だよね?
「前の主よりも幸せになれよ、馬!!」みたいなセリフと共に。
そうだとすれば、馬とアラゴルンはまだ出会って間もないということ。
賢すぎて草。
ヘルム峡谷の戦い最高
ヘルム渓谷の戦い(角笛城の合戦)は個人的に最高でした。
何が起こるかほぼ全て予測できるくらいにシンプルでしたが、それでも面白かった。
分かっていても、ガンダルフとエントの援軍のシーンは感動しました。
地味に、エルフが援軍に来てくれたところも熱かったなと思います。
何でエルフ達は来てくれたんだろ?
エルフのエルロンド(「リヴ・タイラー演じるアルウェン」の父)のお陰なのか、それともケレボルン&ガラドリエルのお陰なのか。
援軍に来たエルフの指揮官がロスローリエンの国境警備隊の「ハルウェン」だったことを考慮するも、ロスローリエンのケレボルン&ガラドリエルのお陰説が濃厚かもしれない。
ということで、援軍多めのヘルム渓谷の戦いは、最高でした。
フロド何してたの問題
主人公フロドは、本作ではほぼ何もしてなかったなと思います。
出番少なすぎて、印象にあまり残ってない。
そして、出番が少ないことに加えて、指輪に操られているような描写が多かったことも、主役らしさが薄れた原因かなと。
ただでさえ敵陣に突っ込んで指輪を捨てるというクソみたいに理不尽な使命を持っているのに、それに加えて謎の軍に捕まってしまうとは。
人生大変すぎて笑えない。
応援したくなるような旅ではあるものの、もう少し主人公に希望を持たせてほしい気もします。
どうか最後は報われてほしい。
サムは英雄
サムは英雄です。
この男の凄いところは、主人公を決して見捨てないところ。
それどころか、全てを理解して、苦しみを分かち合おうとしてくれる。
更に更に、チョイチョイ冗談を言ったりして、主人公を元気にしようと気遣ってくれたりもします。
なんだこのイイヤツ。
女だったら惚れてます。
こんな友達がいれば、将来安泰だなと。
主人公は正直メチャ暗いので、サムがいてくれてかなりヨカッタなと思います。
どうか一家に一台サムを。
物足りないメリーとピピン
メリーとピピンは本作でメチャクチャ活躍しましたが、個人的にはもう少し物足りない活躍だったなと思っています。
今までほぼ足手まといだったメリーとピピンだからこそ、この機会に死ぬほど活躍してほしかった…というのが個人的な思い。
確かに活躍はしました、しましたが、もう少し感動的な活躍をしてほしかった…。
滅茶苦茶純粋な演説をしてエント達を心変わりさせるとか、エント達にクソキレ散らかして「俺達だけでも援軍に行く!!」と勇気ある行動をするとか。
本作の活躍が最善であることは間違いないのですが、もう少し印象に残る活躍をしてほしかったなと、勝手に思ってます。
ただ、エントのオジサンにわざと「壊された森」を見せたのだとしたら、かなり頭がイイ子達だなと思います。
あれでエントが援軍に向かうことを決心したのだから、その功績は計り知れない。
メリーかピピンかどっちか分からないが、頭イイよね。(たぶん壊された森の方角に導いたのはピピン。メリーはエント達を説得しまくってた方だと思うので。)
ファラミアの急な心変わり
ファラミアが急に心変わりして、「俺死刑になるけど、フロド助けるわ。」とか言い出しました。
何だこの急な心変わりは。
おそらく直前のシーンのサムとフロドの会話を聞いたことが原因だと思いますが、それにしても急すぎる。
ロード・オブ・ザ・リングはテンポがあまりによすぎて、チョイチョイこういう主人公に都合の良い展開があるなぁと思います。
決してそれは悪くはないが、もう少し詳しく描写してくれてもエエんやで?
たとえそれで10部作とかになっても、エエんやで?
エントの援軍遅すぎ問題
エントの援軍遅いんじゃ!!
確かに重く難しい決断ではあったと思うが、強力な力を持っているエントにはもう少し早めに動いて欲しかったです。
彼らが素早く動いていれば、ローハンやエルフの戦士達がもう少し助かったかもしれないので。
あと、森が壊されたことが「援軍のキッカケ」だとすれば、もう少し早めに決断して欲しかったなと。
サウロンがこの世界を支配すれば「森を壊されまくる」ことは容易に想像出来たはずなので。
その後のエント達の活躍は、最高でした。
ゴラム…
ゴラムは何だか、観ていてツラくなる生き物ですね。
おそらく多重人格者であり、悪いゴラムもいれば、イイゴラムもいる。
更に、指輪の誘惑もあるので、それでゴラムはおそらく悪い行動を取ってしまいがちなんだろうなと。
本作でイイゴラムがゴラムの人格を支配しかけましたが、主人公に裏切られたとゴラムが誤解して、また人格を乗っ取られた模様。
うーん不憫。
見た目気持ち悪くて性格も悪かったら、そりゃ嫌われます。
サムが正しい。
主人公がゴラムを救おうとしているところを観ると、何とかして幸せになってほしいなとも思います。
幸せ=結婚だと安易に考えるならば、メスのゴラムが必要。
おるんか?そんなの。
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔の評価
ヘルム渓谷の戦いは面白かったですが、もう少し感動が欲しかった&テンポが前作と比べて若干遅かったので、評価はAで。
テンポが遅かった原因は、仲間が散り散りになって各仲間の物語をそれぞれ描く必要があったからだと思います。
チョイチョイ個人的にドウデモイイと思ってる「アルウェンとアラゴルンの恋模様」が描かれていたのもマイナスでした。
戦に恋は不必要!!
もっと戦え!!
恋は勝ってからにシロ!!
以上。
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還の感想
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の感想を記述していきます。
無能サウロン
本作のサウロンは無能だったなと思います。
-
フロドとサムを見つけかけたのに、陽動作戦に引っかかってすぐに目を逸らしてしまう
-
指輪を捨てに来ていることは何となく予想出来ているはずなのに、捨てられる予定の場所に兵士を配置していない
上記2つが、サウロンが無能だと思う理由です。
サウロンが有能だとすぐに物語が終わってしまうとは思いますが、それでももう少し有能にしてあげてもヨカッタのかなと。
終始、ただ大きな目をギョロギョロさせてたオジサンだった…という印象しかない。(オジサンではないor女の子だったらスマン。)
冷静に考えてみると、これだけ長い間指輪を奪還できていないサウロンは、凄まじく無能だなと思います。
ゴラム、ビルボ、フロド、この3人から指輪を奪える可能性はあったのに、奪えず。
誰かが指輪をはめれば指輪の居場所が分かるはずなのに、奪えず。
刺客を送ることは何度でも出来たはずなのに、何故かフロドに数回しか送らず。
もしかしたらビルボやゴラムに刺客を送っていた可能性もあるにはありますが、だとすればこの2人(もしくは2人の仲間)に刺客が撃退されているということになります。
冥王やめちまえ。
無能ゴラム
ゴラムも無能だったなと思います。
ゴラムは明らかにフロドやサムより腕力が強いです。
更に、寝込みを襲える機会はいくらでもあったはず。
それなのに、フロドから指輪を奪えなかった。
これに関しても、サウロン同様、「ゴラムが強すぎたら物語が速攻で終わる」ということは理解出来ます。
ただ、だとしたらもう少し自然に描写してほしかったなと思います。
割と序盤にゴラムが剣で斬られるなどしてどこか行って、最後の最後で出てくるとか。
割と長時間一緒にいたのに指輪を奪えないというのは、マジで不自然だなと。
ゴラムがもう少し弱ければね、自然だったと思います。
指輪を破壊する際に必要なもの
指輪の誘惑が強すぎる以上、指輪を破壊する為には「誰かの犠牲&指輪の所有者以外の生物」が必要だったのかなと思いました。
本作に関しては、ゴラムの命&フロドですね。
あそこまで指輪を捨てようと決心していたフロドでも、最後の最後は「へっへっへ、捨てないぞ!!」と豹変していました。
つまり、指輪に誘惑されている生物が指輪を破壊することは不可能だということ。
ならば、指輪の所有者以外の生物が、指輪の所有者ごと指輪を破壊するしかないのかなと。
命を奪う必要があるのか、それとも腕を切り落とすなどで済むのかは、その場の状況によります。
ただ、犠牲0で指輪を破壊することがかなり難しいということは確実のはず。
「指輪の誘惑に耐性を持つ生物」がいるとすれば、犠牲0で破壊することは可能だと思います。
サムは指輪の誘惑に耐性を持っているような気はしますが、長時間指輪を持ったらサムでも誘惑されるのかもしれないなとも思ったり。
指輪の誘惑
サムって、指輪の誘惑に耐えていたような気がしますよね。
本作の途中のシーンで「サムが誘惑されているとフロドが勘違いする」シーンはありましたが、あれは実際に誘惑されているわけではなかったです。
え?サムは指輪の誘惑に対して耐性を持ってる?
もしサムが耐性を持っているなら、もう「ロード・オブ・ザ・サム」でOKです。
ロード・オブ・ザ・リングの序盤でフロドを庭師道具でぶん殴って、サムが指輪を捨てに行けばOK。
ずっと捕虜フロド
フロドはず〜っと捕虜です。
前作ではファラミアの捕虜、本作ではオーク&デカ蜘蛛の捕虜。
何だこの人生。
指輪を捨てに行ってるだけなのに、何故ここまで苦難を経験しなければならないのか。
敵の捕虜になるのはまだわかる。
でも、ファラミアの捕虜はおかしいやろ!!
指輪を捨てる側は、しっかりと意思疎通して、フロドを応援してや!!
…と興奮しながら叫びたくなるほどに、フロドはかわいそうだなと思います。
作者は「ドS」or「ドM」
フロドは痛い経験ばかりしています。
時には武器で刺され、時には蜘蛛に毒を注入され、時には指輪に変なもの見せられ、時には指を食いちぎられたりします。
上記を考慮すると、作者はドMorドSなのかなと推察することが可能。
ドMならば、フロドにつらい経験をさせることによって、自分がつらい経験をしてるかのように思っているのかも。
ドSならば、フロドにつらい経験をさせることによって、楽しんでいるのかも。
そのどちらでもなく、ただ物語を面白くする為にフロドにつらい経験をさせている可能性も当然あります。
…もう少しフロドの笑顔が増えるような物語にしてくれてもヨカッタんやで?
100億人求婚サム
サムはずっと素晴らしかったです。
フロドが指輪に誘惑されまくってサムにツラくあたっても、フロドに「もうお前帰れや」と言われても、結局サムはフロドを見捨てなかった。
これは、もはや主人公です。
この映画は、主人公がたくさんいる映画なんだなと、サムを観ていて思いました。
アラゴルンも主人公、フロドも主人公、サムも主人公。
で、サムはずっとイケメンだったなと思います。
心に関しては、アラゴルンよりもサムの方がイケメンだったかもしれない。
だとすれば、サムはこれから100億人に求婚されるはずです。
結局、この世の中は「心」が重要だと思います。
見た目よりも心、そして、心が成熟することによって得られる「自信」が重要。
本作に関しては、サムは最初に結婚してましたよね?
あれはサムの心が素晴らしく、そしてその心がサムに自信を与えたからだと思います。
まぁそんなことはどうでもよくて、サムはイケメンだからアラゴルンよりモテるべきだ!!と筆者は思います。
結局アラゴルンがサムよりモテることは分かっていますが、それでもヒッソリ信じたい。
最後どこ行ったの?
終盤のシーンで、フロド達が船でどこかに行ってましたよね?
あれどこ行ったの?と思いました。
適当に調べてみたところ、エルフの世界(本拠地?)に行ったみたいです。
ま〜、死んでなくてヨカッタ。
サム達とフロドは、あの後もう会えないのかな?
だとしたら悲しいけれど、生きてるならまぁええか。
ガンダルフが何とか魔法使って、テレビ電話くらいしてくれるやろ。
エルフとドワーフとエント
最後の戦い(ペレンノール野の合戦、ゴンドールの都「ミナス・ティリス」を守る戦い)に、多くのエルフ&ドワーフは参加していないように見えました。
エントに関しては1人も参加していなかったような…。
何でや…。
と思って色々調べてみたところ、ドワーフやエルフもサウロンに襲われてたらしいです。
なので、援軍に来れなかったらしい。
…エントは!?
サルマンを監視してて、来れなかったんだよね…?
かわいい幽霊達
幽霊兵士達が、会ったばかりのアラゴルンの言う通りに動いててカワイイなと思いました。
アラゴルンが王家の血を継いでいること、王家の命令に背いて呪われてしまったトラウマがあること、これらを考慮して幽霊達がアラゴルンに協力したことは理解しています。
それを理解して観てみても、やっぱりカワイイ。
あんなに恐い見た目なのに、トラウマを経験して素直に従ってるところが可愛すぎる。
もしかしたら、幽霊達は本作唯一の萌えキャラかもしれない。
最後はしっかり成仏できたようなので、ヨカッタヨカッタ。
過労兵士
ローハンの兵士達は過労なのではないか?と心配になるレベルで働かされてます。
角笛城の合戦からの、ペレンノール野の合戦。
ブラック企業です。
この世の命運がかかっていることは理解出来ますが、それにしてもかわいそう。
死ぬか、戦うか。
やはり、戦争は無いほうがイイですね。
デネソールは無能か?
ミナス・ティリスの執政デネソールは無能なのか?
個人的には、「無能ではあるが、結構仕方ないな」という気がします。
愛する長男ボロミアを失い、サウロンは大軍勢で攻めてくる。
この苦難を一気に経験してしまえば、多少狂っても仕方はないのかなと。
こういう時の為に、やはり権力は分散させておくべきだなと思い知らされました。
ただ、ファラミアを焼こうとしたのは謎すぎて擁護不可。
まだ生きている息子を、何故焼く?
この世という地獄から一緒に逃げ出す為か?
だとしても、息子の意思を無視する行動であり、擁護不可。
やはりデネソールはクソソール。
エオウィン&魔王
アングマールの魔王はエオウィンとメリーの連携によって倒されました。
雑魚すぎて笑える。
確かにエオウィンは優秀ではあるが、戦に関してはかなり素人だったはず。
メリーはただのホビット。
この2人に負ける魔王とは、果たして本当に王なのか。
魔王を擁護するとすれば、エオウィン(ローハンのセオデン王の姪。姫。)はかなり強かったので負けても仕方ないかなとも思います。
エオウィンは、この前に象も倒してましたからね。
しかも、双剣で両足を斬っただけで倒してる。
パワーS、センスS、可愛さS。
こりゃ勝てないよ、陰気な魔王では。
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還の評価
本作の評価はBです。
二番煎じなところ、テンポが若干悪かったところが評価の要因。
テンポが若干悪いのは、群像劇なら仕方ないかなとも思います。
ただ、二番煎じなところはツラかった。
「二つの塔」の角笛城の戦いも、王の帰還のペレンノール野の合戦も、正直内容が似てます。
大軍と大軍が戦って、援軍が来て勝つという流れ。
せめて、エルフやドワーフなどの他の種族の援軍が来てくれれば、また違ったのかなと。
ローハン軍が頑張りすぎ&出演しすぎ(笑)
最後は割とハッピーエンドであり、そこは好き。
主人公の冒険が想像を超えて暗かったところは、個人的にあまり好きではなかったです。
終盤のフロド、目が常に死んでて体ボロボロで、かわいそうだった。
評価はBで。
まとめ
期待通り名作でしたが、 意外と期待を超える物語ではなかった… というのが個人的な印象です。
観るのが遅かったのかもしれない(笑)
2001〜2003年の映画であることを考慮すると、間違いなく名作です。
2024年の今観てみると、ストーリーは少し刺激や複雑さが足りないかなと思います。
シンプルな冒険物語。
ま、原作が滅茶苦茶古典なので、物語を多少薄いと感じてしまうことは仕方ないとも思いますね。
戦争シーンは盛り上がりまくるので、それ目当てで観るのもアリ。
以上。